ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

押しコロコロのススメ

ええとですね、先日とあるBクラスの方と撞く機会がありまして。


ストップショットから、球1つ分2つ分ほど前に出したい配置が
来ました。その際に、手球の下を撞いて、的球に当たる直前に
前進回転に変わる、いわゆる殺し球で撞いていたんです。


上達意欲の強い方でしたので、ぜひそこはアドバイスさせて
もらいました!


「押しコロコロがいいですよ!!」と。


とは言う僕も、Bクラスの頃はもちろん、ついここ1年くらい前
までは、そんな撞き方をしておりました。


しかし、いろいろな上級者の方々が撞いているのを見て、ほとんど
の方が押しコロコロで撞いてるんですよね。


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ちなみに、「押しコロコロ」っていうのは、スパン!と撞いて、
手球が的球に当たった後に、ちょっとだけコロコロって前に出る
ような球です。強めにストップショットを撞くような感じで、ちょっと
だけ撞点を上げてあげると出来ます。もしくは、ストップショットを
撞くような感覚で、気持ちキューを前に押し込んであげると
出来ます。ちなみに僕は、少し撞点を上げてタップの下側を
少し意識します。
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これ、なんでもかんでも押しコロコロがいいかというとそうでもない
かもしれません。近い球に関しては単純に転がした方がやりやすい
場合も多いですね。的球からポケットまでが近いなら、あまり力も
必要ないので単純に転がせばいいかもしれません。

ある程度の距離以上になると、押しコロコロの方がだいぶやりや
すい様な気がします。遠い真っ直ぐの球を直前で前進回転に
変えるショットはなかなかに難しい。的球からポケットまでが遠い
ような場合も、ある程度力が必要かつ少し前に出したいとなったら、
やっぱり押しコロコロがよさそう。

なので、いろいろな場面で使える押しコロコロは身に付けておいて
損はないなと。いやむしろ、ダシの幅や細かいコントロールをする
ということを考えたらAクラス以上では使いこなせないと苦しい
のかもしれませんね。


単純に真っ直ぐの球に対してということだけでなく、フリがある球
で、芯を撞いた90度分離よりは少し前に弾かせて出したいような
ときにも使えるんですよね。


変な話ですけど、僕はAクラスに上がってから目に見えて身に
付いた技術の一つがこれです。(他にはあまりないかも(笑))
練習しましたねー。すぐ出来る人はすぐ身に付くと思うので、
BCクラスの方々は早い段階で意識しておくといいと思いますね。
トータルとしての“球筋”の良さにもつながるような気がします。



ま、この押しコロコロもゲームボールを入れるという目的に対する
パズルを解くための手段の一つであります。パズルを解くための
手段、すなわちよく言われる“引き出し”っていうのは多いことに
こしたことはないでしょう。




引き出しの多さと精度、、、道は果てしなく遠いのでありますな。




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