ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

どちらのタイプ?

以前も書いたも知れませんが、プレースタイルってありますよね。ざっくり大きく分けると2種類。イレのタイプかダシのタイプか。


Aクラスでもこのタイプは全然ありますし、わかりますねー。プロや、その中でもトッププロなんかになると、全てが超絶レベルなので分かりにくいですけど、もしかしたらタイプに別れる傾向は少なからずあるのかもしれません。


イレのタイプのプレイヤーの特徴は、とにかく入れる。攻める。難球をイレ繋いで取っていくことも出来ます。その代わり手球コントロールはそこまでではないので、プレー自体が不安定になりがちです。いいときはすごくいいけど、ダメになると修正に時間がかかる感じですかね。また、難球を続けて入れたかと思ったら、ポコっとミスをしてしまうこともあります。気合いや集中力を全面に押し出すプレイヤーに多いかもしれません。ノらせたら手がつけられず厄介なタイプ。


一方、ダシのタイプのプレイヤー(どちらかというとバランス型)は、上記の逆の傾向ですね。あまり難球をイレ続けることは得意ではないが、手球コントロールが上手いためポジションをしっかり取りやすく、ポジション出来た球を入れていくのには長けている。プレー自体は比較的安定しているので、爆発することも少ないがボロボロに崩れることも少ない。冷静に淡々とプレーするプレイヤーに多いかもしれません。



こういったタイプの違いは、普段から球を狙うときの意識の比率なんかが影響してるのかもしれませんね。例えば、イレ:ダシの割合が、ノーマル状態で7:3とかなら、イレのタイプですよね。一方、5:5くらいならダシのタイプ?


また、こういったことって、ビリヤードを楽しむ・プレーするうえで何に面白みややりがいを潜在的に感じているのかにもよるかもしれませんね。「球を入れる」ということに喜びを感じるのなら自然とイレのタイプになるでしょうし、「手球を思うようにコントロールする」ということに喜びを感じるのならどちらかというとダシのタイプになりそうですよね。


そして、そういうのは憧れのプレイヤーなどに反映され、影響を受け、歴を積むごとに加速されるのかもしれませんねー。今の僕の憧れのプレイヤーもどちらかというとイレのタイプだと思います。自分の求める究極のスタイルがああいう感じなんだろうなーって時折思いますしね。


というわけで、自分なんかは、まあ言うまでもなく前者だと思います(笑)うん、間違いない。


これまでどれだけのイレ倒しをかましてきたことか。調子の良し悪しの差が激しかったことか。気合いと集中力で難球を入れたことか。普通の球を外したことか。

球を狙ってるときに、かなり意識の多くを「球を入れること」に費やしてますからね。お陰さまで、手球コントロールは下手っくそなままですけど、なんとか球は入れて繋げられるのであります。

最近では、手球は最低限、最悪を回避するところにポジションして、そこからイレ繋いでいこうというスタイルに磨きがかかっているような気もしますがね(苦笑)



とは言っても、ある程度以上のレベルで勝つためには、自分のタイプはさらに磨きつつ、自分のタイプと違う方のレベルも最低限には達している必要があるわけで。それには、相当な努力が必要なわけです。自分がまだまだそれが出来ていないなんてことは重々認識しておりますが・・・地道にちょっとずつ練習を重ねていくしかないところであります。


さて、僕の周りの皆様は、どっちかというとどっちのタイプでしょうか!?(笑)