ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

【連載4】なぜ、実力を発揮できないのか?

スポーツの選手やコーチのみなさんは、「うちのチームのほうが強いのに
なぜ負けたのか?」「あんなチームにどうして負けたのだろうか?」「どうして
実力を発揮できないのだろうか?」「せっかく、技術や体力もついたのに、
大切な試合であがって負けた」などの経験はありませんか。毎日の練習で
「技・体」の面の強化はできて、うまくなったし強くなった、しかし大事な試合で
あがって(プレッシャー)負けたなど、メンタル面の理由で負けたということは、
心・技・体の「心」が弱いから負けたということに気づきましたか。


一般的には、チームや選手が「弱いとか強い」という場合に、ほとんどの人々
が「技・体」の面を見て、弱い・強いと決めつけているように感じます。しかし、
誰が見ても負けるはずのないチームや選手に負けることは、スポーツの世界
では当たり前のように起こります。優勝候補が勝てない。弱いといわれた
チームが奇跡の勝利を勝ち取ることはよく耳にすることです。そのようなことが
起こった後の選手のコメントには、「調子が悪かった・気持ちが足りません
でした・精神力が原因です、どうして負けたかわかりません・僕らの方が
強いんですが、試合では負けました」などと、「言い訳」のコメントが聞こえて
きます。


しかし、試合で負けたということは「弱かった」のです。ただどこが弱かった
のかを突き詰めると、「心(メンタル面)」が弱かったことに気づくはずです。
つまり、強いとは「心・技・体」すべてのバランスがあってこそ強いのであり、
このバランスが取れていなくて試合で負ける場合は、やはり「弱い」のです。
この弱さを克服するには、練習するしかありません。しかし、「技・体」の
練習だけをしても、練習の量を増やしても、また同じことの繰り返しです。
そこで、「心」の練習や準備、つまりメンタル面強化のトレーニングをすること
が、強いチームや選手になる大切な準備になります。


ここで受験生が入試で失敗したとしたら、何が原因でしょうか?もちろん、
勉強不足(連取不足)もあるでしょう。しかし、しっかりと勉強したのに失敗
するとしたら、緊張などのプレッシャーで集中できなかった、頭が真っ白に
なった、原因不明の下痢や腹痛があった、まわりの人が頭よさそうに見え
自信がなくなったなども考えられませんか?これは、まさに「心(メンタル面)」
の問題であり、大舞台で力を発揮することに対して、何かが邪魔をした
のです。その邪魔をした何かが、見えない重圧、不安・心配 見えない
かなしばりなどといわれるプレッシャーでもあるのです。


そこで、この実力発揮の邪魔をするプレッシャーなどの心理的問題に
対処(準備・強化・トレーニング)をする方法が、「メンタルトレーニング」
というものです。次回からは、具体的なメンタルトレーニングを紹介して
いくことにします。



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