ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

イメージトレーニングを行うコツ

イメージトレーニングは多くの一流スポーツ選手が取り入れ、その成果が
出ていると各メディアで見たり聞いたりするので、ほとんどの人はイメージ
レーニングの効果を疑うことはしないと思いますが、イメージトレーニングを
初めてやってみようという人の中には、どうも「イメージの作り方がよく
分からない」、「イメージトレーニングが日常の習慣にならない」、「具体的な
イメージがいまひとつ湧いてこない」、「願望を実現化させるためのリアルな
イメージを描くことが難しい」などの悩みが多いようです。


イメージトレーニングの効果やイメージトレーニング方法については以前に
説明しましたが、イメージする内容として、目標を達成できたあとに自分は、
どれだけ喜びを感じ、どんな場所で、どんな人たちと、どういう日常生活を
送れるようになっているのか、人間関係がどのように広がったのかなど、
そんなところまでイメージできるところまでいけば、そのイメージが実現する
ことは間違いないだろうと云われます。


イメージトレーニングを良い結果に結び付けるには、イメージの出し方に
ちょっとしたコツがあります。
イメージには「良いイメージ」と「悪いイメージ」があるわけですが、例えば
3日後に試合を控えているのにこれまでの練習で8割くらい失敗していたと
しましょう。
このときに沸くイメージが、「上手くいかなかったらどうしよう」「またどうせ
ダメかな」とかだったら本番でも成功は難しいでしょう。


イメージトレーニングのポイントに感情移入があります。
「成功した」「上手く身体が動いた」といった場面や出来事のイメージだけ
では、ただの妄想にすぎないので、その場面と同時に「ヤッター!」
「すばらしい!」など喜びの感情もイメージします。
悪いイメージを完全にシャットアウトして、良いイメージの自分の姿と喜びの
感情をインプットするのです。
結局のところ、イメージトレーニングというのは、頭(思考)のトレーニン
ではなく、心(感情)のトレーニングといえると思います。


また、具体的なイメージの仕方もコツとして知っておきましょう。
よく「具体的にイメージしてみましょう」というと、「3ヶ月で1万メートルの
ベストタイムを1分縮める」「1年で収入50万円増やしてもっといい部屋に
住む」というイメージをする人がいますが、目標の数字をイメージの材料
としても、私達の身体にはあまり反応しません。


それよりも同じイメージするのなら、人間の五感に感じるような「3ヶ月後に
足の筋肉が隆々になって、ズボンが入らなくなった」「引越しは春、
シャワーつきのユニットバス、カーテンは黄色、窓を開ければ鳥のさえずりが
聞こえる」などとイメージします。


体感できるものには色や温度、湿度、肌触り、音、臭いなどがあり、イメージ
レーニングが未来の願望の先取りであり、心(感情)のトレーニングである
以上、五感に感じるトレーニングを取り入れないと効果は大きくならないと
分かります。
大雑把なイメージよりも感情も意識しながら細かい描写ができるようになると
イメージトレーニング効果も上がってくるでしょう。


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