ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

フォーム

さてさて、当ブログは現在「休業中」ですが、たまには「臨時営業」でもしようかと思いましてね(笑)

突如思い立ちまして、「理想的なフォームとは?」ということについて自分自身考えていることを書いてみたいと思います。

フォームっていうのは結構大事だと思うのですが、多くの人がそこまでこだわっていないように思います。また、こだわったところで体形も間接も人それぞれだから、人それぞれ撞きやすい形ならいいのでは?というところに落ち着くものと思います。

フォームなんて個性的でも球が入ればいいだろう、ということもよく聞きますし、当然正しい意見の1つだとは思います。昔のフィリピンプレイヤーなんて個性的な人はたくさんいましたしね!

ただ、僕が思うのは、、、それは球を生業にしている人、球中心の生活を送っている人、球を撞く時間を多く取れる人等に言える話ではないかと。我々のような趣味で球を撞いていて、撞ける時間も範囲も限られている人が効率的に上達しようとしたら、いろいろな部分を効率的にしていった方がいいだろうというのが自分の根本的な考えになります。

では、どのような部分を効率的にしていけたら上達への近道になるのかというと、大きな部分としてはやっぱりフォーム、ストロークだろうと思うのです。

ということで今回は、基本となるフォーム、理想的なフォームという観点で、自分が数年かけて研究(?笑)してきたことについて具体的に書いてみたいと思います。


以下、センターショットを撞くように構えたとします。右利きです。


1)スタンス
・右足と左足は、肩幅より足1つ分くらい広く足を広げます。
・右足はグリップの真下あたりに来るようにします。
・左足はキューの向きに対して右足を軸にして30°〜45°くらいに開きます。
・両足の膝を曲げると不安定になるので、右足か左足どちらかは膝を伸ばして重心を安定させるようにします。

2)左腕
・ピンと伸ばしきるよりは、気持ち自然に曲がるくらいがいいと思います。

3)右腕・グリップ
・右ヒジは高くなりすぎないようにします。
・体全体の右側を真横から見た際に、右ヒジ・グリップ・ブリッジが直角三角形に近い形が理想的です。
・真後ろから見た際に、右足・グリップ・右ヒジ・右肩・頭が一直線上で、かつ地面に対して垂直に近い形が理想的です。
・グリップは体から握りこぶし1〜1.5個分ほど離れているといいと思います。
(よくあるのは、正面や真後ろから見たときに、肩が外側に出ているパターンです。この場合グリップが体に近くなり、窮屈感が出やすいです。)
・グリップは力を入れずに全体でしっかり握るといいと思います。
・グリップの前後の位置は、手球とブリッジとの距離に関係しています。手球−ブリッジ間の距離が短い人はグリップは前め〜中間くらいがいいでしょう。手球−ブリッジ間の距離が長い人はグリップは後ろめ〜バットエンドくらいがいいでしょう。前者はコンパクトなプレースタイルになりやすいです。後者はパワー・キューギレタイプのプレースタイルになりやすいです。
(よくあるのは、手球−ブリッジ間の距離が長いのにグリップを前めで持っているパターンです。これは非常にタイミングが合わせにくく、ブレやすかったりキューがキレなかったりします。)

4)頭・顔
頭を下げると狙いやすくなります。しかし下げ過ぎると窮屈になります。顎とキューとの間に指数本分入るくらい隙間があるといいと思います。
少し上目づかいになるくらい顎をちょっと引いてみてもいいと思います。
利き目についてはあまり考えなくてもいいと思います。利き目の下をキューを通してもいいでしょうし、顎の真ん中下を通してもいいと思います。右利き左利き目の人は、顔を少し右に向けて左目で覗き込むようにしてもいいと思います。



ざっくりとこんな感じでしょうか。これらを実践すると、きっときれいなフォームになると思います。このままの形でスッと自分のフォームに出来る人もいるでしょうし、このままだと違和感がある人もいるでしょう。あくまで上記のような形をベースに、自分の体形・間接等に合わせた形にカスタマイズしていくのがいいと思います。

その際に有効なのが素振りです。ひたすらにシャカシャカ素振りをして100ストローク、200ストロークとかやった後に、疲れが少ないフォームが自分に合ったフォームに近いものと思います。


さらに大事なのは、このフォームの形をショット前後で維持するといったところでしょうか。アドレスから構えに入ってフォームが固まり、準備ストロークを開始しますよね。その準備ストロークの開始から、実際のショット、フォロースルーまで、そのフォームが動かないことが理想だと思います。


注意しなければならないのは、こういったフォーム作りが「目的」になってしまうことです。フォーム作りが目的になってしまっている人をたまに見かけますが(自分も以前はそうだった(苦笑))、それでは本末転倒です。フォーム作りはあくまで「手段」であります。効率的に上達するということが「目的」でないと、永遠に出ない答えを求め続けることにもなりかねません。


ちなみに、、、フォームに関しての話で印象に残っているのがコチラです。

ビリヤード人として。新庄雄二郎のブログ〜「フォームについて」


きれいなフォームでプレイするということは、ビリヤードに限らずゴルフだったりボウリングだったり野球のピッチャーだったり、自分が動作して事が進むスポーツにはとても大事なことなんだと思っております。

安定したきれいなフォームを作り、安定してそれを再現し、安定したプレイを繰り出し繰り返す、、、

さあ皆さんも、効率的に上達するために、理想のフォームを作り上げてみましょう!特に初級者であればあるほど、最初にモノにしてしまうと後々ビリヤードがより楽しくなってくるかもしれませんよ!?(笑)



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