ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

シュート力

ポケットビリヤードを普通に趣味でやっていて、ある程度は球を入れられるようになってきいる自分としては、やっぱりシュート力を上げたい!安定させたい!っていうのは、どうしても出てくる欲求でございます。

で、この「シュート力」の向上についてどうすればいい?みたいな話ってよく出てきますよねー。

ただし、論点は2つあると思います。


1) 本当に入れるだけでいい場合のシュート力(いわゆる、イレイチ力)
2) ポジションまで考えたうえでのシュート力


1) については、自分が一番気持ちよく撞ける力加減・撞点で、見えている厚みにしっかりと手球を運ぶストロークがやっぱり大事かなーと思います。

2) については、ナインボールやテンボールのプレイ中はほとんがこれでしょうから、どちらかというと 1) を基礎としたうえでの、イメージ力が大事かなーなどと思うのですが。


ま、いずれにしてもシュート力を上げるためには、シュート力が下がるような状況下で練習するっていうのが効果的かとは常々思っているんですけどね。

ラソンなんかで心肺機能を向上させるために、あえて心肺機能が下がるような状況下、、、高地などでトレーニングすますよね。あれに近い感じ。

シュート力を下げる要因って言ったら、、、

・遠い(主に手球〜的球。的球〜ポケットもかな)
・土手撞き
・立てキュー(土手際や球ごし)
・(中途半端に)薄い
・への字

とかがパッと浮かびます。

「遠さ」に関しては距離が2倍になれば誤差は2倍の2乗で4倍になります。
土手撞きは上の撞点しか撞けませんし、ブリッジが手球に近くなるので強く撞こうと思うとやりづらい。
立てキューは、キューが斜めから入ることによって、予期せぬカーブが発生しやすい。
ある程度薄いと逆に厚みを見やすいこともあるかもしれませんが、中途半端な薄さは錯覚しやすい。
への字になると錯覚しやすい、イメージしにくい。

などなどですかね。

ですから、ロングの土手撞き、への字で中途半端な厚みの球を立てキューで撞かないといけないような球は極端に難球になりますよね(苦笑) まず、入る気がしない。選択することすら間違いでは?とも思えます。


上記の例は極端ですが、とりあえずシュート力が下がるような要因はだいたい以上のような感じだと思いますので、練習の時にあえてその状況下でシュート練習を繰り返すっていうのが効果的かなと思います。


・遠い球を練習する
・土手撞きを練習する
・立てキューを練習する
・(中途半端に)薄い球を練習する
・への字を練習する


練習からこんなフラストレーションのたまるようなショットを繰り返してやっていれば、、、


相撞きになった時に気づくでしょう、、、


まーあなんていっぱい普通の球が撞けるんだろう!


って(笑)


そんなときには、気づいたらシュート力は上がっていると思います。きっと。


しかしながらこれもマラソンの高地トレーニングと一緒で、元に戻った状態でしばらくするとそれに慣れて戻ってしまうんですねー。なので、なにか目的の試合の前とか、レベルアップ週間を設定するとか、そういったときに時折集中してやっていくと徐々に効果が出てくるんじゃないかなと思います。


それと、ポイントとしては、難しくし過ぎないってことですかね。

自分の中で成功率が1割や2割の難球を練習するというよりは、4割5割程度の成功率のショットを7割8割へ上げるっていうのが一番やり易いし結果にもつながりやすい、総じて続けやすいと思います。



・・・と、ここまではよくある話で、頭の中にはある人もいるでしょうし、何度かやられたことがある人もいるでしょう。


大事なのは、こういった練習をやろうと思い、それをしっかりと続けられることです。


なんとなくですが、ある程度までのレベルへ行った人で、そこで成長が止まるか、そこからもさらに上手くなるか(強くなるか)の境は、こういった地道な練習を繰り返し続けられるかどうかなのかもなーとも思います。

中には天才的なセンスで一気にプロクラスまでいっちゃうようなプレイヤーもいるでしょうけど、世のほとんどのプレイヤーは、いわゆる普通の人ですからねー。努力しないと上手くはならんし、強くもならんのです。


残念ながら、こんなこと言っている僕も対して続けられてはいないんですが・・・(苦笑)それでもたまに1人練習の際にはこういったショットの練習は取り入れるようにはしております。本来は徹底的に撞き込みたいところではありますが、そこはまあ、おいておいて。


最終的には、そういった練習で培った技術を、試合等で発揮できるように精神面も鍛えていけたらいいですね!



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