ビリヤードと日々の日記

趣味はビリヤード。エンジョイA級として細々とビリヤードを続けているプレイヤーの日記。近年はほとんど試合などに出れていません。元ブラッドワース使い。現在は極虎目のキュー達を使ってます。ツイッター「@blud9」やってます!

メンタル ある考え方

さて、本日は実家に来ております。昼間に東京外環から東北道へ。
北へ北へと来たわけですが、高速の両脇の紅葉が綺麗でした。
見事に黄・赤・茶と染まってました。ここでこれだけ綺麗なんだから、
日光へ行ったら凄いんだろうなーと思いを馳せました。

ちょっと違った視点からメンタルの部分を見て見たいと思います。

先日、ケーブルテレビのMONDOでマージャンの番組を見ていた
のですが、過去の再放送がされていて、その中に僕の好きな
雀士「土田浩翔プロ」が解説で出ていました。

日本においては、ビリヤード界のプロも世間一般ではまだまだ
マイナーな存在。日本で最大の大会の賞金でもゴルフの大会の
賞金に全く歯がたちません。麻雀界のプロもしかり。もっとずっと
マイナーな存在です。最近では女流プロも多く出てきて、華々しく
なってはいますが、まだまだほんの一部のファン相手の存在です。
もっともっと人気が出てくるのを今後期待したいです。

で、その土田浩翔プロ、アマチュアは真似できないような個性的な
打ち方で有名。その考え方、ポリシーも独特で面白く、僕は結構
好きです。

この解説の前の対局で、オーラス1人沈みで、3人の内点数は
安くてもあがった人がトップを取るような情況。結局トップは取れな
かったのだが、そういった状況はどうでした?というインタビュー
に対し、

「面白かった」と答えてます。

続けて、「ああなると楽しいですよね。たとえ自分があがれなくても
あがった人がどういった手作りをして至ったかを早く見てみたい
気分になりますね。」と言っていた。

勝負と、その緊迫した場面を楽しんでいるのだ。そして自分が
負けた相手にも敬意を払う。ちょっと印象に残った回答だった。
「大変でしたねー」とか、「ミスできないんで緊張した」とかいう
答えが来るかと思ったら、さすがですね。一枚も二枚も上手です。

これをビリヤードに当てはめても、ひとつの考え方なのでは、と
思った。試合中で劣勢の時、競っているとき、しいてはヒルヒル
の状況で、楽しんでプレイ出来ますか??

自分の場合はかなりメンタルが弱いので、劣勢になると「厳しいな」
とか競っていれば「変に外せないな」とか、昔よりだいぶ成長して
いるのでマイナス思考になっちゃうことは減ってきても、自分で
自分のメンタルを窮屈にしてしまう事は多い。

しびれる場面で撞く事を楽しみとか喜びに感じられる人が、やっぱり
トッププレーヤーになれるんだろうなと。大げさかもしれないけど、
ちょっと感じたので、記事に書いてみました。

いろんな意味でのプラス思考で、技術の上達と平行してメンタルの
上達も進んでいけば、A級が近づいてくるんだろうなと思いました。